法人成りとは、個人事業を会社へ引き継ぐこと
「法人成りって、会社を作ることですよね?」
個人事業主やフリーランスの方から、よくいただく質問です。
法人成りとは、
個人事業主を廃業して株式会社や合同会社を設立し、会社として事業を続けていくことです。
ただし、単純に会社を設立すれば終わりではありません。
個人事業主として行っていた事業を整理し、
これまで使っていた資産や負債などを、新しく設立した会社へ引き継ぐことがポイントです。
法人成りは自分でもできる?
会社設立の手続きは、自分で行うこともできます
法人設立の手続きは、インターネットなどで調べながら自分で進めることも可能です。
また、会社を設立した後には、税務署などへの手続きも必要になります。
例えば、「法人設立届出書」を税務署へ提出するほか、状況に応じて「青色申告の承認申請書」などの届出も必要です。
こうした手続きには期限があるものもあるため、「会社を作ったから、これで終わり」と考えてしまうのは注意が必要です。
では、法人成りでは実際に何を考えればいいのでしょうか。
「会社を作る」だけでは終わらないのが法人成り
法人成りでは、会社を設立するだけでなく、個人事業をどう会社へ引き継ぐのかを考える必要があります。
特に重要なのは、
① いつ法人化するのか
② 今ある資産や借入金などをどう引き継ぐのか
③ 税金や消費税、個人事業の最後の確定申告をどうするのか
という3つです。
つまり、「会社をいつ作るか」だけでなく、『個人事業をどう整理して会社へ移すか』まで考えるのが法人成りです。
ここを自分だけで判断するのは、意外と簡単ではありません。
自分で法人成りすると、何が大変?
会社設立の方法や法人設立届出書の書き方は、調べればある程度わかります。
しかし、
「今使っている車や設備はどうする?」
「個人事業の借入金は会社に引き継げる?」
「売掛金はどうすればいい?」
「法人化するタイミングは今でいい?」
「消費税はどうなる?」
など、自分の事業に合わせた判断が必要になると、急に難しくなります。
さらに、個人事業の最後の確定申告と、法人設立後の税務申告の両方を考えなければなりません。
そのため、法人成りは「手続きができるか」よりも、「必要なことを漏れなく、正しく判断できるか」が重要です。
税理士に依頼するメリットは「手続きを任せられる」だけではない
税理士に依頼すると、法人設立届出書などの税務手続きをサポートしてもらえるだけではありません。
法人化する前に、
今の事業の状況を確認し、どのタイミングで、どのように法人化するのがいいのかを一緒に考えられることが大きなメリットです。
例えば、
• 個人事業主のまま続けるべきか
• 今、法人化するべきか
• 資産や負債をどう引き継ぐか
• 消費税はどうなるか
• 法人化後の税金や社会保険はどうなるか
といったことを、事前に整理できます。
「会社を作ってから考える」のではなく、「会社を作る前に考える」。
これが法人成りでは非常に重要です。
法人成りを考えたら、設立前に税理士へ
「自分でもできそうだから、とりあえず会社を作ろう」
と考える前に、一度税理士へ相談してみてください。
法人化した方がいいと思っていても、実はまだ個人事業主のままの方がいいというケースもあります。
反対に、法人化した方が事業の成長や資金繰りにとって良いケースもあります。
大切なのは、「法人にすること」ではなく、「自分の事業にとって法人化することが本当に良いのか」を判断することです。
そして、法人化すると決めたら、設立前に必要な手続きや資産・負債の引継ぎまで整理しておくことが、スムーズな法人成りにつながります。
天野大税理士事務所では
天野大税理士事務所では、川崎市多摩区を中心に、個人事業主・フリーランスの方の法人成りや会社設立をサポートしています。
「法人化した方がいいかわからない」
「自分でやろうと思ったけど、何から始めればいいかわからない」
「法人設立届出書など、設立後の手続きまできちんと進めたい」
という段階でも大丈夫です。
法人成りは、会社を設立する前の準備が重要です。
税金だけでなく、資産・負債の引継ぎや消費税、設立後の届出まで含めて、あなたの事業に合った法人成りを一緒に考えます。
川崎市多摩区・宮前区・高津区・中原区・麻生区・世田谷区などで法人成りを検討されている方は、天野大税理士事務所へお気軽にご相談ください。

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