税理士が実際によく提案する節税
「節税って、何をすればいいんですか?」
会社を経営している社長さんから、本当によくいただく質問です。
ただ、節税というと
「とにかく経費を増やす」
「何か買えばいい」
そんなイメージを持たれている方も少なくありません。
でも実際は、『正しく知っているかどうか』で大きく差が出ます。
しかも、効果がある節税ほど、特別な裏ワザではなく王道だったりします。
今回は、税理士として実際によくご提案する、
基本だけど大切な節税について分かりやすくお伝えします。
① 役員報酬は「なんとなく」で決めない
役員報酬は、
会社の税金だけでなく、社長個人の税金や社会保険にも影響します。
例えば、
・毎月いくらにするか
・会社にどれくらい利益を残すか
これによって、手元に残るお金は変わってきます。
特に注意したいのが、「あとから自由に変更できない」という点です。
利益が出そうだから途中で上げる。
逆に、足りないから下げる。
これは簡単にはできません。
だからこそ、決算だけを見るのではなく、『1年を見ながら』決めることが大切です。
② 事前確定届出給与を使う
これは、役員賞与を経費にするための制度です。
ただし、自由に払えばいいわけではありません。
・いつ支払うか
・いくら支払うか
これを事前に税務署へ届け出る必要があります。
そして、届け出通りに支給しなければなりません。
意外と知られていませんが、利益が大きく出る会社では、とても使われる王道の方法です。
逆に、知らずに賞与を出してしまうと、経費になりません。
③ 社宅制度は、かなり効果を感じやすいです
社長が個人で家賃を払うより、会社契約の社宅にした方が、税負担を抑えられることがあります。
例えば、
・会社が家賃を負担する
・一部を個人負担にする
こうした形を取ることで、給与として受け取るより有利になるケースがあります。
特に、家賃が高い地域では差が出やすいです。
ただし、ルールを間違えると給与扱いになるため、適切な設定が大切です。
④ 出張手当は「知らなくて損している」ことが多いです
出張時の日当を、会社のルールとして整備する方法です。
例えば、
・出張旅費規程を作る
・役職ごとに金額を決める
これによって、会社は経費にでき、受け取る側は非課税になるケースがあります。
実際にご説明すると、
「そんな方法あるんですね」と言われることがかなり多いです。
⑤ 減価償却は買うタイミングも大切
車やパソコン、設備などは、購入した年に全額経費にならないことがあります。
そこで関わるのが「減価償却」です。
これは、数年に分けて経費化していく考え方です。
だからこそ、
・今年は利益が多いのか
・来年はどうなりそうか
ここを見ながら購入時期を考えることが大切になります。
「必要だから買う」だけではなく、『いつ買うか』でも結果は変わります。
まとめ|節税は「自社に合っているか」が大切です
節税には色々あります。
でも、本当に大切なのは「今の会社に合っているか」です。
・利益状況
・家族構成
・今後の売上
・会社の資金状況
これによって、合う方法は変わります。
だからこそ、ネットの情報だけで判断するのではなく、
「自分の会社ならどうなのか」を考えることが大切です。
神奈川県川崎市多摩区の天野大税理士事務所では
神奈川県川崎市多摩区の天野大税理士事務所では、
単に申告をするだけではなく、
社長さんに合った節税やお金の残し方を一緒に考えるサポートを行っています。
「これって使える?」
「今の利益なら何をした方がいい?」
そんな相談もしやすいよう、専門用語をなるべく使わず、分かりやすくお話しています。
『知らなくて損した』を減らしたい社長さんは、ぜひ一度ご相談ください。

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