「会社員の時と全然違う…」と不安になる方は多いです
会社員時代は、年末調整で税金の手続きがほとんど終わっていました。
ですが、起業すると確定申告を自分で行う必要があります。
「何を準備すればいいの?」
「経費ってどこまで大丈夫?」
「売上がまだ少なくても申告は必要?」
起業したばかりの方から、実際によくいただくご相談です。
特に多いのが、
「年の途中で会社を辞めて、そのまま独立した場合はどうなるの?」
というご相談です。
実はこのケース、会社員時代の給与と、起業後の事業収入を合わせて確定申告する必要があります。
今回は、会社員から起業した方がまずやるべきことを、税理士の視点でわかりやすくお伝えします。
① 年の途中で退職した場合は確定申告が必要になることがあります
会社員時代は、会社が年末調整をしてくれていました。
ですが、年の途中で退職して起業した場合、その後に年末調整をしてくれる会社がありません。
そのため、
• 会社員時代の給与
• 起業後の売上や経費
これらを自分でまとめて確定申告する必要があります。
ここで大切なのが、退職した会社からもらう「源泉徴収票」です。
これがないと申告が進められないケースもあるため、必ず保管しておきましょう。
② まずはお金を分けることから始めましょう
起業直後に多いのが、事業用とプライベートのお金が混ざってしまうケースです。
例えば、
• 売上が入った口座から生活費を払う
• 仕事用の買い物を個人カードで決済する
• 現金管理が曖昧になる
こうなると、後から確定申告がかなり大変になります。
だからこそ最初におすすめなのが、
• 事業用口座を作る
• 仕事用カードを分ける
• 領収書を残す
この3つです。
起業初年度は完璧を目指すより、「見返せる状態を作る」ことが大切です。
③ 経費と青色申告は早めに確認しておきましょう
起業すると、会社員時代より経費にできるものは増えます。
例えば、
• パソコン代(10万円以上は資産)
• 通信費
• 打ち合わせ代
• 電車代
• 自宅家賃の一部
など、仕事に必要な支出は経費になる可能性があります。
ただし、「何でも経費にすれば得」というわけではありません。
プライベートとの区別や、領収書の保管はとても大切です。
また、起業した方にぜひ確認してほしいのが「青色申告」です。
青色申告には、
• 節税メリット
• 赤字の繰越
• 家族への給与
などのメリットがあります。
ただし、届け出には期限があります。
「知らなかった…」と後悔する前に、早めに確認しておくことをおすすめします。
まとめ|起業後の確定申告は、最初に相談するだけでもかなり安心できます
起業したばかりの頃は、分からないことが多くて当然です。
特に、
• 年の途中で退職した
• 初めての確定申告
• 経費の考え方が分からない
• 税金がいくらになるか不安
こういった悩みは、多くの方が感じています。
でも、最初に整理しておくだけで、後からの負担はかなり変わります。
天野大税理士事務所では
天野大税理士事務所では、会社員から起業された方のご相談を多くサポートしています。
「これは申告必要?」
「まだ売上少ないけど相談していい?」
「会社員時代の分はどうなる?」
そんな疑問も、専門用語をなるべく使わず分かりやすくお話しています。
起業したばかりだからこそ、早めに相談することで安心して事業に集中できるようになります。

青色申告と白色申告、結局どっちが得?
最低限知っておきたい経理の基礎 
