損益計算書は「作るもの」ではなく「使うもの」
結論から言います。
損益計算書は、作成できているだけでは意味がありません。社長が経営判断に使えて、初めて価値があります。
「数字は一応出ている」
「税理士から説明も受けている」
それでも、
「今の経営状態が良いのか悪いのか分からない」
「次に何をすべきか判断できない」
そんなモヤモヤを感じている社長はとても多いです。
それは能力不足ではありません。
損益計算書を“経営者の視点”で読めていないだけなのです。
ポイント①|損益計算書は『会社の稼ぐ力』を見る表
結論:まず見るべきは「利益」より「構造」です。
損益計算書は、
売上 → 原価 → 経費 → 利益
という順番で、会社のお金の流れを表しています。
特に重要なのが、売上総利益(粗利)と営業利益。
・粗利が出ていない → ビジネスモデルに問題
・営業利益が出ていない → 経費や人件費の使い方に問題
「黒字か赤字か」だけを見るのではなく、
どこで利益が生まれ、どこで減っているかを把握することが第一歩です。
ポイント②|社長が必ず押さえるべき3つの分析視点
結論:全部を理解しなくていい。見るべき場所は決まっています。
① 粗利率は安定しているか
売上が伸びても、粗利率が下がっていれば経営は苦しくなります。
② 固定費が増えすぎていないか
家賃・人件費などは、一度増えると簡単に減らせません。
③ 営業利益がプラスか
本業で利益が出ていなければ、成長は続きません。
この3点を見るだけで、
「この経営は安全か」「危険か」が見えてきます。
ポイント③|損益計算書は“過去の結果”ではなく“次の一手”を決める材料
結論:数字は、未来の行動を決めるために使います。
損益計算書を読む目的は反省会ではありません。
・値上げすべきか
・経費を抑えるべきか
・人を増やすタイミングか
こうした判断を、感覚ではなく数字で決めるためにあります。
数字が読めるようになると、
経営判断のスピードと精度が一気に上がります。
まとめ|損益計算書が読める社長は、経営に迷わない
損益計算書は、社長のためにある『経営の設計図』です。
とはいえ、
「自分の会社の数字をどう見ればいいのか分からない」
「改善点がどこか判断できない」
そう感じるのは自然なことです。
最後に
天野大税理士事務所では、
これから起業する社長が、損益計算書を“経営に使える状態”にするサポートを行っています。
数字を並べて説明するのではなく、
• どこが強みか
• どこが危険か
• 次に何をすべきか
を、社長目線で分かりやすくお伝えします。
「数字が苦手だからこそ、ちゃんと向き合いたい」
そう思った今が、ベストなタイミングです。
一度、天野大税理士事務所に相談してみてください。

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