会社形態は「正解」より「今のあなたに合うか」で決める
これから開業する社長さんから、必ず聞かれる質問があります。
「株式会社と合同会社、結局どっちがいいんですか?」
結論から言います。
どちらが上かではなく、あなたの事業フェーズに合っているかがすべてです。
ここを間違えると、後から「こんなはずじゃなかった…」となりがち。
今回は、開業前に必ず押さえてほしい判断ポイントを整理します。
ポイント①|信用力を取るなら株式会社、身軽さなら合同会社
まず一番大きな違いは「対外的な見え方」です。
株式会社のメリット
・取引先や金融機関からの信用力が高い
・将来的な融資や人材採用で有利
・役員と会社を明確に分けた経営ができる
デメリット
・設立費用が高め
・役員変更や決算公告など、手続きが多い
一方、合同会社は
・設立費用が安い
・意思決定が早く、運営がシンプル
・少人数・一人社長向き
ただし、
「合同会社=信用が低い」と誤解される場面があるのも事実です。
ポイント②|お金の自由度は合同会社、ルールの明確さは株式会社
合同会社は、利益配分を自由に決められるのが特徴です。
出資比率に縛られず、実態に合わせた設計が可能。
ただしその分、
最初の設計を間違えると、税務・トラブルの火種になることも。
株式会社はルールが厳格な分、
・税務署から見ても分かりやすい
・後から揉めにくい
という安心感があります。
ポイント③|「将来どうしたいか」を言語化できているか
3年後、5年後のイメージはありますか?
・売上を大きく伸ばしたい
・融資を使って拡大したい
・まずは一人で小さく始めたい
この答え次第で、選ぶべき会社形態は変わります。
会社形態は節税テクニックではなく、経営戦略の一部です。
まとめ|迷ったら、一人で決めないのが一番の正解
株式会社にも合同会社にも、メリット・デメリットがあります。
怖いのは「なんとなく」で決めてしまうこと。
設立はゴールではなくスタートです。
だからこそ、最初の一歩はプロの視点を入れてください。
天野大税理士事務所からのメッセージ
天野大税理士事務所では、
・会社形態の選択
・設立後の資金繰り・税務設計
・「今の規模に合った」経営サポート
を一貫して行っています。
「自分の場合、どっちが合うんだろう?」
そう感じた今が、相談のベストタイミングです。
一人で悩まず、まずは一度お話ししてみませんか。

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